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地球絶景紀行 #18 迷宮古都 トレド(スペイン)

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“ドン・キホーテの故郷 カンポ・デ・クリプターナ”今回はスペインのほぼ中央に位置するカスティーリャ・ラ・マンチャ州の旅です。首都マドリードから列車に乗って向かったのは、カンポ・デ・クリプターナ。ここは作家セルバンテスが1605年に書いた物語“ドン・キホーテ”の舞台となった田舎町です。物語の中でドン・キホーテは風車を巨人と見間違え、従者サンチョ・パンサと共に突進して羽にはじき飛ばされてしまう、という名場面があります。実はそのモデルとなった風車がこの町に残っています。かつて小麦を挽いていた風車。今はもうその役目を終えて静かに佇んでいます。赤土の大地に乾いた風が吹き抜ける、ラ・マンチャ地方らしい絶景です。“迷宮の古都 トレドへ”トレドは3方をタホ川に囲まれた城塞都市。16世紀にマドリードが首都になる前、1000年に渡って都が置かれていました。旧市街に一歩足を踏み入れると、細く迷路のような路地が続いています。その路地の傍らに剣を持った聖母のレリーフが飾られた小さなほこらがありました。よく見ると、たくさんの待ち針やヘアピンが供えてあります。通りかかった女性に聞いてみると「この聖母は独身女性の信仰の対象で、結婚相手や恋人がみつかるように願いを込めて待ち針を供えるのよ」とのこと。この風習、数百年前から始まったそうですが、なぜ始まったのか、どうして待ち針やヘアピンを供えるのか、正確なことはわからないそうです。“気さくで陽気なトレドの人々”町を歩いていると、通りに面した窓からトントントンとリズミカルな音が聞こえてきました。中を覗いてみると、一心不乱にノミを振るい彫刻をしている男性が……。おそるおそる声をかけてみると「どうぞ、お入りなさい」と招き入れてくれました。聞けばこの方、スペインの著名な彫刻家で、礼拝やパレードに使うキリスト像の製作中でした。いにしえの町トレドでは、伝統を愛しながら生きるたくさんの人々と出会いました。そこには陽気で気さくで飾らない、普段着のスペインがありました。

【ナレーター】安田成美 遠藤浩二
脚本:構成:新貝典子 プロデューサー:浦城義明

地球絶景紀行 #18 迷宮古都 トレド(スペイン)のユーザーレビュー

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